春本番も間近となり、衣替えの季節です。愛媛県松山市のクリーニング店でも冬物衣類の持ち込みが増え始めています。
こうした中、中東情勢の影響が懸念されています。
松山市西垣生町にある石田クリーニング西垣生店です。
こちらでは、春の衣替えシーズンの最盛期には、注文が少ない時期の3倍から4倍もの衣類を受け入れるそうです。
(石田クリーニング・竹倉実常務)
「3月20日から3連休に入り気温も上がってくるので、それぐらいから動くのでは。ダウン・コート・セーターなど家の洗濯で洗えないものが、どんどん集まってくる」
工場では来週末の3連休頃のピークに向け、準備を進めていました。
(石田クリーニング・竹倉実常務)
「忙しいが、閑散期の忙しくなる前に、研修などで、大量に衣類が入ってきても手を抜かずに対応できる準備は整えている」
さらに春の暖かさとともに「心もほっこり」温まってもらおうと、ある取り組みを始めます。
この便箋は、愛媛県立みなら特別支援学校の生徒がつくりました。
「物作りに励む生徒の活動を知ってもらいたい」と石田クリーニングからの提案で初めて配られます。
(石田クリーニング・竹倉実常務)
「今回1200枚便箋が届いた。1つ1つ作っているのを知らなかったので『すごく頑張っているんだな』と改めて感謝の気持ちになった。春の衣替えでお客さん1人1人にお渡ししたい。『自分たちも頑張ろう』と思ってもらえたら」
便箋は主な店で3連休頃から、きれいになった衣類に添えられます。
春が待ち遠しい一方、懸念は中東情勢の悪化です。
クリーニングには、溶剤やビニール、ハンガーなど、石油由来の製品が多く利用されています。
(石田クリーニング・竹倉実常務)
「今後世界情勢などの不安視で、コストがどんどん上がってくると思うが、コストが上がったからと言ってお客さんの衣類に対して手を抜くようなことは一切しない」
店では、サービスを落とすことなく乗り切る方針です。
愛媛県内のガソリン価格も、先週まで3週連続で値上がりしています。
3月2日現在、レギュラーが1リットルあたり158.9円、ハイオクが170.1円となっています。
石油情報センターによりますと、値上がりは当面続きそうだとしながらも、具体的な見通しは不透明だということです。
こうした状況を物流業界も危惧しています。
軽油の価格が4週連続で上昇していて、愛媛県トラック協会の担当者は「負担は大きい」と困惑しています。
輸送料金に反映した会社は現時点では少ないということですが、業界では先行きを懸念しています。
また、憩いの場「銭湯」の負担も増えそうです。
愛媛県の審議会は4月からの値上げを決めています。
ただ、燃料高騰は止まらず、松山市の銭湯「寿温泉」は「3月までとなっている国の補助金を延長してほしい」と話していました。
不安定な中東情勢。
一部の産油国が減産を始める中、生活への影響はどこまで広がるのでしょうか。
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