小中学生を対象とした今年度の「全国体力テスト」の結果が公表され、体力の合計点が男女ともに過去最低となったことが分かりました。肥満の割合も増加しています。
「全国体力テスト」は、スポーツ庁が全国の小中学生を対象に行っているものです。
持久走や反復横跳びなど8種目の運動を合わせた体力合計点は、小中学生の男女とも新型コロナの感染が拡大した2019年以降、連続して下がっていて、今年度は2008年度の調査開始以来、過去最低となりました。種目別では、持久力が必要なものの低下が目立っているということです。
また、肥満の割合も小中学生ともに増加していて、中学生の女子を除く、小学生男女、中学生男子は過去最高となりました。
スポーツ庁は、コロナ禍で身体を動かす機会が減り、スマホやゲームなどスクリーンを見続ける時間が増えたことが肥満の増加や体力の低下につながっているのではないかと分析しています。
一方、一日60分、1週間で420分以上身体を動かす児童生徒の割合は、以前ほどではないものの増えてきているということで、スポーツ庁は「この傾向が続けば体力の向上も見込まれるのではないか」と期待を示しています。
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