気象庁と国土交通省はさきほど、あす夕方から26日ごろにかけて北日本から西日本の日本海側を中心に再び大雪のおそれがあるとして、不要不急の外出をしないよう求める緊急の呼びかけを行いました。
気象庁によりますと、あすから26日ごろにかけて、北海道から九州の日本海側を中心に広い範囲で大雪となるところがある見込みで、新潟県や東北地方の南部が記録的な大雪となったきのうまでの気象状況と比較しても、寒気が強く、広い範囲に長期間流れ込む可能性があるということです。
気象庁 気象監視・警報センター 加藤廣 所長
「日本付近に流れ込む寒気の程度なんですけれども、前回よりも今回の場合は強くて、範囲が広い。それから長期にわたるということで、大雪の期間が長くなって、交通障害の発生する可能性が高くなると」
国土交通省 水管理・国土保全局 中込淳 防災課長
「大雪の場合には、不要不急の外出、できるだけ外出を控えていただきたい。このところ、強くお願いしたいと思っております」
気象庁と国交省はきのうまでの大雪よりも危機感を高めていて、最新の気象情報や交通情報を気に留めて、外出する場合には十分な時間的余裕を持って行動するよう呼びかけています。
注目の記事
水、食料、ガソリン…「1週間の防災対応」でやるべき「備え」 北海道・三陸沖後発地震注意情報、「南海トラフ地震臨時情報」発表時に学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か

災害時の家族の「安否確認」どうする?伝言ダイヤル「171」 使い方を解説 地震発生時の“通信障害”に備えよう

北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準となる「モーメントマグニチュード」って何? 通常のマグニチュードとの違いは?









