射水市に住む20代の女性が、SNS上で見つけた内職を紹介する投稿に返信したことをきっかけに、現金581万円あまりをだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。
警察によりますと、今年10月、射水市に住む20代の女性が、情報共有アプリ「Threads」で「内職一緒にやってみませんか」という投稿を見つけ、投稿者にダイレクトメッセージを送りました。すると、QRコードが送られてきて、LINEに誘導されます。
女性は、その後、LINEで「支配人」「副支配人」などを名乗る複数のアカウントとメッセージのやり取りをし、そのなかで、「詳しい仕事内容はLINEのオープンチャットに招待するので確認してほしい」と説明され、女性はそのオープンチャットに参加しました。
チャット内では、仕事内容について、「まずは暗号資産取引アプリをインストールする」「暗号資産のやり取りを行い、その値動きによる差額が手に入る」「値動きは専用サイトから確認できる」と説明され、女性は暗号資産アプリをインストールし、暗号資産取引口座を開設します。
その後、女性は指示された暗号資産を購入し、10月下旬から11月下旬にかけて指定されたアドレスに4回にわたり、あわせて581万円7026円分を送信しました。
当初、専用サイト上では、値動きがあるように表示されていましたが、その後、専用サイトにアクセスできなくなり、LINEアカウントともやり取りができなくなったことから、女性は詐欺の被害に気付いたということです。
警察は、SNS上で「内職」や「手軽に稼げる副業」などの広告等を入り口とする詐欺が増加している。簡単な作業で報酬が支払われるとうったているのは詐欺の手口。
SNSでお金を請求されたら、安易にお金を振り込むことなく、家族や警察へ相談するよう呼びかけています。















