防衛省は、防衛省・自衛隊におけるハラスメントを調査する「特別防衛監察」に被害の申し出がおよそ1400件あったと発表しました。
防衛省・自衛隊のハラスメント問題をめぐっては、陸上自衛隊の元隊員・五ノ井里奈さんが複数の男性隊員から性被害を受けたとして、防衛省に調査を要請していました。
防衛省は今年9月から、ハラスメントの実態を調べるため、防衛監察本部による「特別防衛監察」を全自衛隊員を対象に行っていましたが、きょう、ハラスメント被害の申し出が1414件あったと発表しました。
今後、これらの申し出について具体的な調査を実施する予定だということです。
防衛省はハラスメントの根絶を図るため有識者会議を設置していて、きょうの初会合では防衛省・自衛隊のハラスメントの現状を確認したということです。
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