TBS「報道特集」の兵庫県知事選をめぐるキャンペーン報道が石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の大賞に選ばれ、4日、贈呈式が行われました。
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・公共奉仕部門の大賞に選ばれたのは、TBSテレビ「報道特集」が去年11月に行われた兵庫県知事選におけるデマの拡散や誹謗中傷の問題など様々なテーマを15回のシリーズで放送したキャンペーン報道です。
授賞理由では「知事のパワハラ疑惑の内部告発をめぐる動きに始まり、出直し選挙と立花孝志氏のニ馬力選挙の活動、虚偽文書のSNSでの拡散など一連の問題の連鎖と真相を粘り強く取材し、リアルタイムで事実と問題の所在をわかりやすく伝え続けた」と評されました。
選考委員でジャーナリストの武田徹専修大学教授は、番組や出演者、スタッフなどにも激しい誹謗中傷が行われたことについて「実際の戦場ではないが、戦争報道に近い状況の中で作られた」などと述べました。
選考委員 武田徹 専修大学教授
「これは“戦争報道”だと思いました。マスメディアに対しても誹謗中傷がなされる、その集中砲火の中で作られた報道だと。ジャーナリズムはもっと強くならないといけない。精度を高めて、公益性に奉仕できるようなジャーナリズムにならないといけない、という必要性を感じさせてくれた」
報道特集のキャンペーン報道は、9月にも、NPO法人「報道実務家フォーラム」とスローニュース社が主催する調査報道大賞で大賞を受賞しています。
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