50代の海上自衛隊の幹部が、部下に対し暴言を吐いたなどとして降格の懲戒処分を受けました。パワーハラスメントを理由とする降格処分は自衛隊としては初めてです。
懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊の幹部学校に所属する50代の男性1等海佐です。
防衛省によりますと、2019年から去年にかけて、当時勤務していた部隊で複数の部下に対し、暴言を吐いたり長時間労働を強いたことがパワーハラスメントにあたると認定され、きょう付けで2階級降格の処分を受けました。
また、この1等海佐の上司だった50代の海将補についても、十分な調査を怠ったとして1階級降格の懲戒処分を受けました。
パワハラを理由とする降格処分は自衛隊として初めてだということです。
海上自衛隊トップの酒井海上幕僚長は「隊員の見本となるべき高級幹部による服務事案が起きたことは、断じて許されるものではない」としています。
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