新潟県見附市の小学校で一足早く卒業式が行われました。
卒業の日を迎えたのは3か月間一緒に生活してきたアルパカの親子です。

【児童】
「アルパカの卒業式を始めます」

見附市の葛巻小学校で行われたのは“アルパカの卒業式”


見附市の葛巻小学校を卒業するのはお母さんの『アド』と子どもの『ミルキー』です。

アルパカのお母さん『アド』
子どもの『ミルキー』


今から3か月前…

【歓迎の言葉】「葛巻小学校へようこそ。アルパカさんが来るのを待っていたよ。仲良くしようね」

9月に行われたアルパカの“歓迎式”の様子


9月に長岡市の山古志地域からやってきたアドとミルキー。

長岡市山古志地域からやってきたアルパカたち


毎日のエサやりや小屋の清掃など、子どもたちからたくさんの愛情を受けて、2頭とも元気に卒業の日を迎えました。

晴れて“卒業の日”を迎えた2頭


【お別れの言葉】
「ずっと一緒にいてくれてありがとう。みんな絶対にアドとミルキーのこと、忘れないよ」

児童代表から送られた言葉


メッセージや歌、ダンスなどをプレゼントした子どもたち。

児童からは歌やダンスも送られた
中には涙する子どもも


そして…ついに、お別れのときです。

山古志に帰るために車に乗せられるアルパカ


【児童】
「悲しい」「みんなのことを忘れてほしくないし、他のアルパカたちと元気になってほしい」

子どもたちからは優しい言葉が


「アドとミルキー、バイバーイ!」

いつまでも見送る子どもたち


3か月間、アドとミルキーと過ごし、命の大切さを学んだ子どもたち。やっぱり離れ離れになるのは寂しいですよね。子どもたちは2頭が乗った車を最後まで追いかけていました。