女子プロゴルファー大国とも呼ばれる熊本ゴルフ界にまた1人、新星が現れました。
奥山 友梨(おくやま ゆうり)選手、攻めのゴルフが持ち味です。

2021年、合格率3パーセントと言われる女子プロテストに合格した熊本市出身、22歳の奥山 友梨選手。

熊本国府高校出身で2学年上の先輩には「黄金世代」と呼ばれる大里 桃子選手がいます。奥山選手自身も「プラチナ世代」と言われていますが…

話・奥山友梨選手(22)
「全然意識していないです 自分のゴルフをするだけという感じですね」

「自分を見失わない」というのも奥山選手の強みの一つ。今シーズンは13試合で予選通過が10回、6月のECCレディスでは6位タイに入るなど着実に力をつけています。取材すると、ある特徴に気づきました。

「ナイスショット!」
ぐんぐん伸びるボール。

「うおー完璧!」
そう、飛距離です。
話・奥山 選手
「飛距離も結構自信あります 250ヤードくらいですかね」

女子プロ選手の平均飛距離が240ヤードとも言われる中で体の軸を鍛えスイングの安定感を生み出しました。飛距離に自信があるだけに戦い方も。

いとこの奥山 純菜 選手
「攻撃的、攻撃的」
--「攻めのゴルフ?」
奥山 友梨 選手
「攻めですね~」

一方で球筋をコントロールするため女子選手があまり使用しない4番アイアンも使います。自分の長所・短所を見極めて戦い方を決めていく戦術家です。

奥山 選手
「なんか緊張しますね」
今月、熊本市で激励会も開かれました。応援してくれる人への感謝を胸にツアー優勝という目標をしっかり見据えています。
奥山 選手
「こんなに応援してくれる人がいるんだとビックリしました。この場でみなさんに優勝報告したいなと思いました」
