市販薬と効能や成分が似た「OTC類似薬」について、医師でつくる団体などが患者らを対象にアンケートを行い、9割以上が保険適用除外に反対していると明らかにしました。
「OTC類似薬」は処方箋が必要な薬の中で市販薬と効能や成分が似たものですが、政府は現役世代の保険料負担の軽減策として、保険適用の見直しを検討しています。
こうした動きを受け、全国保険医団体連合会などが患者らおよそ5700人にOTC類似薬に関するアンケートを行ったところ、「薬代が高くなる」「症状悪化の懸念がある」といった理由から、9割以上が保険適用除外に「反対」だったと明らかにしました。
息子が皮膚の難病を患う大藤朋子さん
「本当にこの制度が必要なのか、やれるのかどうか、困る人はどうするんだということをきちんと話し合って決めていただきたい」
厚労省などは子どもや慢性疾患の患者、低所得の人に配慮しながら、検討を進める方針です。
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