将棋の藤井聡太七冠(23)は、同学年の伊藤匠叡王(23)の挑戦を受ける「王座戦五番勝負」で、先ほど第5局に敗れ六冠に陥落しました。
甲府市の「常磐ホテル」で行われた「王座戦五番勝負」の第5局が午後8時半ごろに終わり、藤井聡太七冠が伊藤匠叡王に97手で敗れました。
これまで、第1局は藤井七冠が勝ちましたが、第2局と第3局は伊藤叡王が連勝。追い込まれた藤井七冠は、第4局で勝ち、最終の第5局に持ち込んでいました。
藤井七冠は敗れたため、保持していた7つのタイトルのうち1つを失い、七冠から陥落して六冠になりました。
一方、勝利した伊藤叡王は昨年の叡王戦に続き、タイトル戦で藤井七冠に勝ち、初のタイトル二冠となりました。
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