環境省の絶滅危惧II類に指定されているアッケシソウが、本州で唯一の自生地とされる岡山県浅口市で紅葉のシーズンを迎えています。その色と形から「サンゴソウ」とも呼ばれる「アッケシソウ」です。

浅口市寄島町の自生地で、色づき始め、地元の「守る会」が紅葉を宣言しました。海水が流れ込む湿地で育つ「アッケシソウ」は本州では浅口市が唯一の自生地とされています。開花や色付きは平年より1週間ほど遅かったものの海辺に訪れた秋を彩っています。

(浅口市寄島町アッケシソウを守る会 藤沢福夫会長)
「山も紅葉しますけれど、一足先に海辺の紅葉を楽しんでいただいたらいかがでしょうか」
今月19日からは「アッケシソウ祭り」が開かれるということです。