南海トラフ地震など大地震に備えた取り組みです。岡山県は、支援物資を空路で県内に供給することを想定した訓練を行いました。

「真庭市から食料200食の要請がきました」

訓練は、南海トラフ地震により、岡山県内で最大震度6強を観測し、各地で孤立地域が発生したという想定で実施されました。参加したのは、岡山県や真庭市など関係する9つの機関の約80人です。

訓練では、岡山空港にある防災航空物資センターに輸送拠点を開設。国からの支援物資を受け入れ、真庭市の輸送拠点へヘリコプターで運ぶ手順などが確認されました。

(岡山県危機管理課 森藤賢司課長)
「行政だけではやっぱり限界がありますので、ご自身でできる準備、例えば非常食ですとか、そういったものをご準備いただくとか、災害に備えていただければというふうに考えております」

岡山県では、今後も訓練を実施し、地震が発生した際のさまざまなケースに対応できるようにしていきたいとしています。