郵便局が拠点となって買い物が困難な住民を支援するサービスの実証実験が熊本県八代市で始まりました。

八代市 中村 博生 市長
「坂本地域の復興支援として今後の本格的な運用に繋がることを大変期待しております」

今日から八代市で始まった実証実験。その名も『やつしろonlineストア』です。
これは、運転免許証を返納した高齢者や買い物に出かけるのが困難な住民を支援するもので、八代市内の郵便局21か所に置かれたタブレット端末から日用品を購入することができます。

記者
「オンラインストアには八代の特産品や日用品など約200品目以上が登録されています」

郵便局が地域の買い物事業に参入するのは全国初。郵便局ならではの配達網を活かし、お米など重いものでも最短3日で家に届けられます。

八代市内には坂本町などおととしの豪雨災害の影響で今も復旧していない道路があり、この取り組みが住民の生活を守るセーフティネットになるかもしれません。

実証実験は来年2月末まで行われます。