国民が経済的な自立を進め、金融犯罪の被害に遭わないための教育の普及を促そうと、金融庁の公式キャラクターが岩手県庁を訪れました。

16日、県庁で達増知事の元を訪れたのは、金融庁の公式キャラクターで見た目がワニに似た「ワニー参事官」です。
家庭の資産形成を支援する制度「NISA」の普及や国民の経済的な自立、投資詐欺の被害防止を図る教育を促進しようと、金融庁が2月に起用しました。

国は3年半後の2028年度末をめどに、金融経済の教育を受けたとする国民の割合が20%になるよう、ワニー参事官を都道府県に派遣してPRしています。

達増知事は「県民が正しい知識を持ちトラブルに遭わないよう教育を生活に生かす」と、連携する考えを示しました。