今年の上半期に福島県内で発生したなりすまし詐欺の被害額は、6億3000万円あまりで、去年より5億円以上増えたことがわかりました。

県警察本部によりますと、今年6月末までに県内で発生したなりすまし詐欺の被害は89件で、去年の同じ時期と比べて36件増えました。被害額は、およそ6億3800万円で、去年よりも5億5000万円以上増えています。

手口別にみると、オレオレ詐欺が41件とほぼ半数を占めていて、このうち39件が警察官をかたる詐欺だったということです。県警は「警察官が指示するお金の話は詐欺」として注意を呼びかけています。