6日、高知県越知町の国道で、軽乗用車同士が正面衝突する事故があり、3歳の男の子が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、死亡しました。

警察の調べによりますと、事故があったのは高知県越知町野老山(ところやま)の国道33号で、6日午後1時50分ごろ、軽乗用車同士が正面衝突しました。2台の軽乗用車には合わせて7人が乗っていて、全員が高知市内の病院に搬送されたということです。

このうち、南進中の軽乗用車の後部座席に座っていた、東京都の3歳男児(3)が事故からおよそ8時間後に、外傷性ショックで死亡しました。男の子は母親と一緒に帰省中だったということです。
現場はトンネル出口から北約70メートルの、見通しのいい片側1車線の直線道路で、警察は、何らかの理由で男の子が乗った車が対向車線にはみ出したとみて、原因を調べています。