西部ガスが、LNG=液化天然ガスを供給するタンクを増設することになり18日、起工式が行われました。

北九州市若松区のひびきLNG基地で行われた起工式には、西部ガスの加藤卓二社長や北九州市の武内市長などが出席しました。

「ひびきLNG基地」では現在、2基のタンクが稼働していますが西部ガスは、需要の高まりや低炭素化に向けた取り組みの一環として3基目のタンクを作ることにしました。

費用はおよそ500億円で、貯蔵容量は23万キロリットルと国内最大級になるということです。

西部ガス 加藤卓二 社長
「ニーズにきちんと応えながら低炭素化を図って、最終的には脱炭素化に進んでいこうと考えてます」

新たなタンクは来月末に着工し、2029年度に運転を開始する予定です。