静岡県は7月17日、マダニが媒介する「日本紅斑熱」の患者と「重症熱性血小板減少症候群=SFTS」の患者がそれぞれ2人ずつ確認されたと発表しました。2025年に入り「日本紅斑熱」患者は16人、SFTS患者は6人で、いずれも過去最多となっています。
県によりますと、日本紅斑熱に感染したのは熱海保健所管内の70代の女性と神奈川県内の70代の女性です。2人は発熱などの症状が出て医療機関に入院、静岡県環境衛生科学研究所の検査で、日本紅斑熱の病原体遺伝子が検出されました。
またSFTSに感染したのは、東部保健所管内の80代の男性ら2人です。静岡県環境衛生科学研究所の検査や医療機関でSFTSと診断されました。
2025年に入り日本紅斑熱患者は16人で、これまで年間の患者が最多だった2024年の14人を超えています。
SFTS患者数も、6人で過去最多だった2022年に並んでいます。
県では野外で活動するときには肌の露出を少なくするなど、マダニ対策を十分にするよう呼び掛けています。
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