山梨県内は16日も大気の状態が不安定となり、昼過ぎから雷を伴った非常に激しい雨が降る所がある見込みで、気象台は土砂災害や低い土地の浸水に注意警戒を呼びかけています。

県内は暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、16日昼過ぎから雷を伴った非常に激しい雨が降る所がある見込みです。

14日の降り始めからの雨量は南部で206.5mm、韮崎で185.5mm、甲府で98.5mmとなっています。

16日に予想される1時間の降水量は、多いところで峡南が50mm、中北と富士五湖が40mm、峡東と東部が30mmとなっています。

16日午前6時からの24時間に予想される降水量は、多いところで峡南が150mm、中北と富士五湖が120mm、峡東と東部が100mmとなっています。

この雨の影響でJR身延線は16日夕方から「特急ふじかわ」上下線あわせて4本を運休とし、ほかの列車も急遽の運転見合わせが発生する可能性があるとしています。

気象台は16日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意するほか、17日夕方にかけても土砂災害や低い土地の浸水河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。