ワインとデザインの力で地域課題の解決や付加価値を向上させた実例を紹介するパネルディスカッションが、山梨県甲州市で行われました。

パネルディスカッションには、甲州市でワイナリーや宿泊施設を運営する98WINEsの平山繁之代表やワイナリーを設計した市内の1級建築士、ロゴのデザイナーなど4人が登壇しました。

この中で平山代表は、ワイナリーの立ち上げに地元のクリエーターを起用した背景について、「ワインの産地で、ワイナリー関連の建築やデザインができる人材育成につなげたい思いがあった」などと明かしました。

また登壇者は、「デザインがあることで、訪れた人の満足度が向上し、それぞれのSNSで魅力が世界中に発信されるきっかけになった」など、デザインの力がワイナリーの価値のアップに貢献した事例を紹介していました。