激しい咳が続く「百日せき」について山梨県内で年間の感染者が過去最多を更新しました。

「百日せき」は激しい咳が数週間続く感染症で、特に乳児が感染すると重症化する恐れもあります。
県感染症対策センターによりますと、7月6日までの1週間に報告があった県内の百日せきの感染者は24人で今年の感染者数は合わせて174人になりました。
年間の感染者数は最も多かった2018年の152人を超え過去最多となっています。
感染者のうち約45%が15歳未満で、重症化が懸念される1歳未満の乳児も3人が感染しています。
県は予防のために生後2か月から受けられるワクチン接種を呼びかけているほか手洗いや咳エチケットなどの基本的な対策を呼びかけています。