7月6日は山梨県甲府市の市街地が一面焼け野原となった甲府空襲から80年です。

この記録を伝える企画展が甲府市役所で行われています。

甲府市が開いた企画展には、主に市民から提供された甲府空襲の写真や戦争の体験談など約50点が展示されています。

このうち、変形したガラスや金属片は、アメリカ軍が甲府の市街地を爆撃した甲府空襲で焼け残ったもので、火の手の激しさを物語っています。

また、市内で出土した実物の焼夷弾は触ることができ、訪れた人たちは手で触れながら悲惨な時代に思いをはせていました。

展示会は7月13日まで、甲府市役所で行われています。