福島県会津美里町の伊佐須美神社では、いま境内に並んだ風鈴が、参拝客に涼しさを届けています。
佐々木夢夏アナウンサー「日差しがジリジリと照り付けて梅雨とは思えない暑さですが、風鈴の音を聞くと体感温度がぐっと低くなる気がします」
色とりどりの風鈴がずらりと並ぶのは、会津美里町にある伊佐須美神社です。表参道に設けられた風鈴廊には、およそ3000個もの風鈴が飾り付けられています。こちらの神社では、少しでも涼しさを感じながら参拝してもらおうと2019年から毎年7月に風鈴を飾ってきましたが、今年は大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に向けて、飾り始めを1か月ほど前倒ししたということです。風が吹くたびに響く涼しげな音色に、訪れた人たちは耳をすましていました。
須賀川から来た人「すばらしい。この音を聞くと涼しいね」
会津から来た人「きれいです。晴れたので娘に浴衣を着せてきました。写真を撮って過ごします」
さらに、外苑に移動すると、あでやかな紫に色づいた花が。こちらでは、6月14日から恒例の「あやめ祭り」が始まりました。苑内にはハナショウブなど200種類を超える花が植えられていて、今年は例年より1週間ほど遅く咲き始め、来週にかけて見頃となりそうです。

18日は、暑さの中涼しげに咲く梅雨の花を写真におさめるなどして楽しむ多くの人の姿が見られました。
新潟から来た人「きれいですね。季節の花はいいですね」
喜多方から来た人「何十年ぶりに来たんですけど涼しげで、色もこんなにあるんだなと思って」
伊佐須美神社のあやめ祭りは、6月30日まで行われています。
