インド西部で乗客・乗員242人を乗せた旅客機が墜落した事故を受けて、中国の習近平国家主席はインドのモディ首相に対してお見舞いの電報を送りました。
12日、インド西部の空港付近で、イギリス・ロンドンに向かう予定だった旅客機が離陸直後に墜落し、航空会社は「乗客・乗員あわせて241人が死亡し、乗客1人の生存が確認された」と発表しました。乗客の中にはイギリス人も含まれていたということです。
事故を受けて中国外務省の林剣報道官は13日、習近平国家主席がインドのモディ首相に対してお見舞いの電報を送ったと発表しました。
この中で習主席は「犠牲になった人たちに対して心からの哀悼の意を表する」としたうえで、「負傷者が早く回復するよう願う」と強調しました。
中国とインドは国境の係争地をめぐって対立し、関係が冷え込んでいましたが、去年、5年ぶりに首脳会談を行い、関係の修復を目指すことで一致しています。今回もお見舞いのメッセージを送ることで、引き続きインドとの関係を安定させたい狙いがあるものとみられます。
また、習主席は、イギリスのチャールズ国王に対してもお見舞いの電報を送ったということです。
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