インド西部で242人を乗せた旅客機が墜落した事故。唯一の生存者となった乗客の弟がJNNの取材に応じ、兄と一緒に乗っていたもう1人の兄の安否が分かっていないと明かしました。
インド西部で起きた旅客機の墜落事故。空港の防犯カメラには機体が滑走路を飛び立ったあとゆっくりと降下しながら、住宅街に落ちていく様子が映っています。
離陸から墜落まではわずか30秒ほどで旅客機は近くの医科大学の宿舎に墜落しました。
目撃者
「家にいたんですが、大きな音がしてまるで地震のようでした。墜落した飛行機があって多くの遺体が横たわっていました」
墜落現場には、飛行機の残骸が散乱し、墜落直後に炎が上がったため、黒焦げになった建物も。
建物の中には機体のタイヤが突っ込んだ様子や、食事が行われていたのでしょうか。食べかけのお皿も見られました。
事故現場には家族らの姿も…
犠牲者の家族
「家族全員悲しいです。現状、認識できない遺体が多く、今は何も言えない状態です。DNA鑑定で調べてくれるみたいです」
この事故では、エア・インディアが「乗客・乗員あわせて241人が死亡し、乗客1人の生存が確認された」と発表しています。
生存者とみられるのはイギリス国籍のビシュワシュ・ラメシュさん(39)です。
記者
「インドでの墜落事故を受けて、ラメシュさんのイギリスの実家には非常に多くの親戚が集まっています」
生存者の弟 ナヤン・ラメシュさん
「(兄から父に電話で)『飛行機が墜落した。どうやって生き残ったのか、どうやって飛行機から出たのか分からない』と。本当にショックで、言葉が出ませんでした」
実家では、ラメシュさんの弟のナヤンさんが私たちの取材に応じました。
ラメシュさんは4人兄弟の長男で、次男のエイジェイさんと休暇でインドを訪れていました。エイジェイさんも一緒に飛行機に乗っていましたが、安否が分かっていないということです。
生存者の弟 ナヤン・ラメシュさん
「(次男のエイジェイは)『明日会おう』と言いました。それが最後の言葉です」
大惨事となった航空事故を受け、インドのモディ首相は13日、墜落現場を視察したほか、負傷した人たちを見舞うため病院を訪問し、ラメシュさんとも面会しました。
インド政府は、航空当局などの関係機関に対し、事故の原因を徹底的に調査するよう指示していますが、現場ではブラックボックスが見つかっていないということで、捜索活動が続いています。
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