インド西部で242人を乗せた旅客機が離陸直後に墜落した事故をめぐり、アメリカのダフィー運輸長官は、FAA=連邦航空局の調査官を現地に派遣すると発表しました。

ダフィ―長官は12日、エア・インディアが運航する旅客機の墜落事故を受け、インドへFAAの調査官を派遣するほか、安全運航に必要なデータを収集するために追加の人員を派遣する準備も整っていると発表しました。

また、FAAは調査の一環として、必要な情報を確認するため、事故が起きた機体を製造したボーイングのほか、エンジンの製造メーカー「GE」と連携していると明らかにしました。

一方、ボーイングのオルトバーグCEOが声明を出し、「エア・インディアのトップに全面的な支援を申し出た」と述べたうえで、「インド当局による調査を支援する準備を整えている」としています。