インドメディアによりますと、西部グジャラート州のアーメダバードの空港付近で、ロンドンに向かう予定だったエア・インディアの旅客機が離陸直後に墜落しました。

旅客機には乗客らおよそ240人が乗っていたということです。
【写真で見る】離陸直後に高度が下がる SNSに投稿された映像
日本人は含まれず 犠牲者はさらに増えるおそれ(12日22:02更新)
乗客乗員あわせて242人が乗っていて、離陸直後に市街地に墜落し、炎上したということです。この事故で、現地メディアは地元警察の話として、「242人全員が死亡した」と報じました。
エア・インディアは乗客について、インド人が169人、イギリス人が53人と発表しています。ほかの乗客の国籍はポルトガルとカナダで、日本人は含まれていません。
ドリームライナー 大規模事故は初
事故があった機体は、ボーイング787型、通称ドリームライナーで、製造したアメリカのボーイング社が公表しているデータではこれまでに機体が損傷する事故はありませんでした。
ボーイング社は「エア・インディアと(事故があった)171便に関して連絡を取っていて、必要に応じて支援する準備ができている。乗客、乗員、初動対応にあたっている方、そして、すべての関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます」との声明を発表しています。