農林水産省は、きょう追加放出される2021年産の備蓄米、およそ12万トンの購入申請の受付を始めました。大手スーパーのイオンやセブン-イレブンは申し込みを完了したと明らかにしました。
小泉農水大臣はきのう、2021年産の備蓄米、いわゆる「古古古米」と20年産の「古古古古米」のあわせて20万トンを追加放出すると発表しました。
きょうから購入申請が始まるのは21年産の古古古米で、これまで買い手が付かなかった分も加えたおよそ12万トン分の受付が10時に始まりました。
小泉進次郎 農林水産大臣
「現在1時間くらいたって約30社から応募があると聞いています。私からすると、やはりニーズがあるんだなと」
大手や中小の小売業者、コメの販売店などが対象ですが、大手スーパーのイオングループはディスカウント業態で1800円程度で販売することを視野に5000トンを申請したと明らかにしました。
さらに、すでに確保している古古古米を来週17日から売り始めるセブン-イレブンは50トンを追加で申請したということです。
一方で、イトーヨーカドーやアイリスオーヤマなどは、すでに確保している分を店頭に並べることに専念したいとして、きょうの申請は見送るということです。また、楽天などのIT企業は様子見の姿勢で、追加の20万トンがすべて市場に放出されるかは不透明です。
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