アメリカのトランプ政権によるハーバード大学の留学生受け入れ停止措置をめぐり、王女がハーバードに留学しているヨーロッパの王室にも波紋が広がっています。
ベルギー王位継承順位第1位のエリザベート王女(23)。イギリスのオックスフォード大学を卒業後、ハーバードの大学院に進み公共政策を専攻しています。
2年間の修士課程でまだ1年目を終えたところですが、トランプ政権の留学生受け入れ停止措置を受け、ベルギー王室は…
ベルギー王室
「トランプ政権の決定による影響を分析中です。今後の動向を見極めるため、慎重に対応しています」
王女が学業を続けられるかどうか、「状況を注視している」としました。
王女も学んだオックスフォード大学で高等教育を専門とするマージンソン教授は…
オックスフォード大学 サイモン・マージンソン教授
「この措置でベルギー王女はどうなるのか?どこか別の大学でもう一度コースをやり直すか、単位を移行しなければなりません。このような困難な状況においては、オックスフォード大学も(ハーバードからの留学生に)単位を付与するということを改めて考えるべきだと思います」
こうした中、トランプ政権が発表したハーバード大学への新規留学生の入国を停止する措置について、ボストンの連邦地裁は5日、措置を一時差し止める決定を下しました。
これにより、新規留学生の入国停止の措置は審理中、効力を持たないことになりましたが、留学生をめぐる問題について世界中で波紋が広がっています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
