政府がこれまで放出した21万トンの備蓄米のうち、実際にスーパーなどの小売業者に渡った量が全体の13%ほどにとどまっていることが明らかになりました。

政府はこれまで2回の競争入札により、およそ21万トンの備蓄米を放出しています。

農林水産省によりますと、このうち、集荷業者から卸売業者に引き渡された備蓄米は今月11日時点で7万2000トンあまりと、全体のおよそ34%でした。

また、実際にスーパーなどの小売業者まで届いたのは2万7000トンあまりで、全体のおよそ13%にとどまっています。