きのうから大手小売業者を対象に申し込みを開始した備蓄米の「随意契約」について、イオンやイトーヨーカ堂、さらに、ファミリーマートや食品スーパーのロピアを運営するOICグループなどが申請したことがわかりました。

農林水産省は備蓄米の契約申し込みがきょう午前9時時点で19社、合計9万トンに上ったと発表していて、これにイオンなど4社を加えると、計23社、合計12万トン近くの契約が申し込まれたことになります。

各社の申請が通れば、開始から2日目にして放出量30万トンのうち、およそ4割の売り渡し先が決まることになります。

農水省は早ければ、きょうにも一部の契約が完了し、あさってにも備蓄米の引き渡しができるとしています。