ローマ教皇レオ14世は、バチカンでアメリカのバンス副大統領と会談しました。教皇レオ14世は教皇になる前、アメリカの移民政策をめぐってバンス氏を批判する記事をSNSで引用していました。
ローマ教皇レオ14世は19日、前日に行われた就任式典に参列するためバチカンを訪れているアメリカのバンス副大統領と会談しました。
カトリック教徒でもあるバンス副大統領は、シカゴ出身の教皇との会談にあたり、シカゴのアメリカンフットボールチームのユニフォームなどをプレゼント。その背番号は「14」でした。
バンス副大統領は今年1月、「キリスト教の考えでは、ほかの国々に目を向けるのは家族や隣人、地域社会などの後になる」などと発言。
教皇就任前のレオ14世はこれに対し、「バンスは間違っている。キリストは他者への愛に順位をつけることを求めていない」というタイトルの記事を引用してSNSに投稿。批判的な姿勢を示したことがあります。
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