東北銀行は12日、2024年度の決算について2期ぶりの増収増益になったと発表しました。

東北銀行は、住宅ローンが好調なことによる貸出金の利息収入の増加などにより、経常収益が前年度より5.9%増の137億6200万円となりました。
一方、貸出金が回収できなくなる場合に備えて損失計上する与信関連費用は前年度並みの14億9900万円と高止まりとなりました。

この結果、当期純利益は前年度比15.6%増の15億3500万円となりました。
2期ぶりの増収増益です。

また、東北銀行の佐藤健志頭取は人口減少社会を踏まえた中小企業の支援をはじめ、脱炭素化や一次産業の支援をビジネスモデルとした第2次中期経営計画を発表しました。