今月、日本の人口推計が発表され、福島県内では2万人以上減少していることが明らかになりました。深刻になる人口減少に、どう対応するのか。この難題に、企業の垣根を超えて意見を交わす交流会が開かれました。
総務省によりますと、福島県内の総人口は去年10月1日現在、およそ174万3000人で、前の年に比べ、2万4000人ほど減りました。人口減少が深刻になる中、23日、福島市では、業界の垣根を超えてこの課題を考える取り組みが行われました。
これはNTT東日本福島支店が開いたもので、様々な企業や自治体などから、およそ30人が参加しました。それぞれの業界の特色を活かしながら、人口減少など地域の課題にどう向き合うかを考えるこの交流会。参加者は、自分たちの企業や自治体の取り組みを紹介し、人口減少への対策について意見を交わしました。
NTT東日本福島支店・大橋真孝支店長「色々なアイデアが必要な地域課題が多く発生している。色々な会社間で横のつながりができたらと思う」
NTT東日本では、今後もこうした交流会を行いたいとしています。