震災後の農業再生とコメの消費拡大を目指し、福島県楢葉町で商品化された「ギャバ米」が学校給食に出されました。
楢葉中学校の給食で、21日に出されたごはん。生徒たちがおいしそうにほおばるのは、町で商品化した「ギャバ米」です。

中学3年生「少し甘味もあって、しっかりおいしいのが特徴のお米だと思う」
この「ならはう米GABA+」は、町で栽培された天のつぶに水分や光などを加えることで、ストレス抑制効果などが期待されるギャバ成分を多く含むといいます。2016年度から営農が本格的に再開された楢葉町。新商品のテーマは「生産農家の経営安定」と「健康づくり」です。

楢葉町 農林水産課・山内健一さん「お米は町の主力作物なので、小学校・中学校を含めてGABA米を提供していきますので食べて健康になっていただきたいと思う」
今年度から本格的に町の学校給食に出されるギャバ米。町では、新たな特産品として期待しています。