フジテレビの一連の問題をめぐり、大株主が新しい取締役として提案したSBIホールディングスの北尾社長が会見を開き、フジテレビの経営改革に強い意欲を示しました。
SBIホールディングス 北尾吉孝 会長兼社長
「価値とか使命というものが、日枝40年以上にわたる政権の中で消失してると言わざるを得ない。これではもうフジメディアグループはガタガタになるだろう。何とかしないといけない」
金融大手SBIホールディングスの北尾社長は、フジテレビ親会社の大株主ダルトンが提案するフジの新しい取締役候補のひとりです。
北尾氏をめぐっては2005年、堀江貴文氏が率いるライブドア社によるニッポン放送の買収騒動で、“ホワイトナイト”として仲裁に入った経緯が。そこから20年の時を経て、今度はフジの経営改革に乗り出そうとしています。
会見で北尾氏は、ITと金融をメディアと融合させる事業構想を語りました。
SBIホールディングス 北尾吉孝 会長兼社長
「対抗しようというのなら、いつでも受けて立ちます。(株式を)5%ぐらい買うのはわけないことです、私の方からしたら」
フジ側が改革案に対抗する場合には、株式を取得する可能性も示唆しました。
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