9日は高気圧に広く覆われ穏やかな一日となりましたが、11日にかけて低気圧の影響を受け、雨か雷雨になる所もありそうです。気象庁は南西諸島と西日本では10日から11日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、南西諸島では10日から11日にかけて東シナ海からのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
このため大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨の降る所があるとしています。

また、西日本では10日から11日にかけて気圧の谷が通過し、暖かく湿った空気が流れ込むとともに上空約5500メートルには氷点下21℃以下の寒気が流れ込む見込みです。
このため、大気の状態が非常に不安定となり積乱雲が発達する所があるとしています。

■防災事項
南西諸島と西日本では10日から11日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、ひょうの降るおそれもありますので農作物や農業施設の管理にも注意してください。
次に雨と風の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。