盛岡市は31日、市内3つの教育・保育施設で感染性胃腸炎による集団発生が確認されたと発表しました。有症者は計45人で、いずれも回復または回復傾向にあるということです。

市によりますと、市内の利用者と職員の計50人未満が在籍する教育・保育施設で17日から27日にかけて、利用者10人と職員2人の計12人に嘔吐や下痢などの症状が確認されました。
また、利用者と職員の計100人以上が在籍する教育・保育施設で18日から26日にかけて利用者16人に症状が確認されました。
利用者と職員の計200人以上が在籍する教育・保育施設でも13日から26日にかけて利用者16人と職員1人の計17人に症状が確認されました。
どの施設も症状のある人はいずれも回復または回復傾向にあるということです。2024年度に岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は95件(うち盛岡市42件)となりました。去年の同じ時期は85件でした。