介護職員の勤務表を偽り、介護給付費約3億円を過大に請求したとして、熊本県人吉市の医療法人が行政処分されました。
3月18日付で熊本県から行政処分を受けたのは、介護が必要な高齢者にサービスなどを提供する人吉市の医療法人「蘇春堂」です。

県によりますと、蘇春堂は2020年8月から2024年9月までの間、法人の事務職員4人から8人を、運営する「球磨病院介護医療院」の介護職員と偽り、県に勤務表を提出していました。
これによって、本来請求できる額より約3億円多く介護給付費を請求していたということです。