中国で拘束された台湾の出版社の編集長に中国の裁判所が判決を言い渡したことがわかりました。
判決を受けたのは台湾で中国に批判的な書籍を発行する出版社「八旗文化」の李延賀編集長です。
李さんの支援者や台湾メディアによりますと、李さんは国家分裂扇動罪で起訴されていましたが、2月17日に上海市の第一中級人民法院で判決を言い渡されたということです。量刑については明らかにされていません。
李さんは、おととし(2023年)3月、親族に会うため中国の上海を訪れた後、連絡がとれなくなり、その後、中国の国家安全当局に拘束されたことが明らかになりました。
「八旗文化」は新疆ウイグル自治区に関連する本などを出版しており、拘束当時、台湾メディアは「中国で禁止されている本を出版したことが原因では」と報じていました。
李さんの支援団体は17日、「この結果に落胆している。今回の事件は台湾と中国の文化交流に影を落とすものになるだろう」とコメントを発表しました。
台湾での自由な言論活動が中国で問題視されるという異例の事態に台湾の出版界では「言論の自由を委縮させるものだ」と危機感が強まっています。
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