国連で3回目の核兵器禁止条約締約国会議が始まりました。被爆者からは、参加を見送った日本政府に対し積極的な関与を求める声があがりました。
国連で3日に開幕した核兵器禁止条約の3回目の締約国会議について、日本政府は「安全保障に支障をきたすおそれがある」などとして、オブザーバー参加も見送っています。
条約成立にも尽力した被爆者のサーロー節子さんは、会議を傍聴したうえで、日本政府に「核保有国との橋渡し役を担ってほしい」と訴えました。
核兵器廃絶を訴える被爆者 サーロー節子さん(93)
「どこの政府よりもこの問題を熟知しているはずの日本が顔を横にして出てこないというのは、本当に情けない」
また、サーローさんは、「アメリカに睨まれるのは嫌かもしれないが、勇気を出して知恵を絞ってほしい」と語りました。
核兵器廃絶国際キャンペーン メリッサ・パーク事務局長
「私は外交儀礼にとらわれる立場にありませんので、日本の不参加がどれほど残念なものであるか、お伝えすることができます」
一方、ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンは記者会見をおこない、日本政府がオブザーバー参加を見送ったことについて「非常に残念」とコメントしました。
「日本国民は被爆者の声が届くことを望んでいる。政府には早くそのことに気付いてほしい」と呼びかけました。
ICANは「核兵器廃絶に向けた取り組み」が評価され、2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGOです。
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