弘前市名誉市民の洋画家で、青色を基調とした抽象画を描き、“青の画家”と呼ばれた佐野ぬいさんを追悼する展覧会が青森県弘前市の「弘前市立博物館」で開かれています。

1932年に弘前市百石町に生まれた佐野ぬいさんは、女子美術大学で教壇に立ちながら、創作活動に取り組み、2023年に90歳で亡くなりました。
弘前市立博物館で開かれている追悼展では、36点が展示され、“ぬいブルー”と呼ばれる青を基調にした大胆な構図や配色を楽しむことができます。
最晩年の大作「セルリアンブルーの街」は、車いすや椅子に座って最後の力をふりしぼって描いた作品で、県内では初公開です。

この「青の時間」は、2014年に弘前市民会館の開館50周年を記念したステンドグラス制作のため特別に描き下ろしました。

弘前市立博物館 髙橋 奈 学芸員
「ぬいさんの作品は、いつ見ても新鮮さを感じることができる、古さ・色あせを感じさせることのない作品。佐野さんを知っている人・知らない人でも十分楽しめる展示です」

また、会場には、東京・久我山の佐野さんのアトリエも再現されています。
「佐野ぬい追悼展」は、弘前市立博物館で5月6日まで開かれています。












