17日、カナダのトロント・ピアソン国際空港で着陸しようとしたデルタ航空機が横転する事故がありました。現場の映像では、空港の敷地内で主翼が大きく破損した状態の機体が上下逆さまになり、停止しています。
乗客乗員80人全員が避難しましたが、消防当局は会見で、18人の乗客がけがをして病院に運ばれたと明らかにしました。事故当時の現場の状況については「滑走路は乾いていて、横風もなかった」としています。
事故の詳しい原因は明らかになっていませんが、AP通信は当時、現場は強風が吹いていて、航空機が着陸する前に管制官がパイロットに対し「滑走路に気流の乱れが生じる可能性がある」と警告していたなどと伝えています。
空港は今後数日間、2つの滑走路を閉鎖し、当局が事故の詳しい状況を調べるということです。
北米ではワシントン近郊で旅客機と軍のヘリコプターが衝突したほか、フィラデルフィアで小型機が墜落するなど航空機事故が相次いでいます。
注目の記事
「市道の陥没 実は3年前に見つかっていた腐食」対応していなかったのか?取材に対し市の担当者は…市内では約10年で1035か所の空洞 日本の道路は大丈夫!? 仙台

「壊滅的な気温上昇」それでも進まぬ再生可能エネルギー... あくまで“民間事業”かそれとも“支援”か 問われる国の再エネへの本気度【サンデーモーニング】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か
