四国新幹線の実現について県民と行政が一緒に考えるシンポジウムが、きのう(16日)、高松市で開かれました。

会場には、行政の担当者や県民ら約900人が集まりました。四国新幹線の必要性について、県民と一緒に考えようと高松市が企画したものです。パネルディスカッションでは、交通計画の専門家らに加え大西高松市長と大森岡山市長が登壇し、実現には、「先行的な都市整備」や「近隣都市の協力が必要」だと意見を交わしました。

(大西秀人高松市長)
「30年後や50年後の都市のあり方を考えて、その中に新幹線の駅を位置づけできるようこれから具体的な調査をしていきたい」

これまで高松市では、新幹線の新駅設置について、来年度からサンポート地区の可能性を調査する方針を示しています。