ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えている元所属タレント4人に対し、「SMILE-UP.」が補償金を支払う義務がないことの確認を求める裁判を起こしたことが分かりました。
「SMILE-UP.」から裁判を起こされたのは、ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えている、いずれも元所属タレントの▼大島幸広さん、▼田中純弥さん、▼志賀泰伸さん、それに▼飯田恭平さんの4人です。
きょう、大島さんと田中さんらが都内で記者会見を開いて明らかにしたもので、「SMILE-UP.」は被害者救済委員会が算定した額を超える補償金を支払う義務がないことなどの確認を求めているということです。
4人は被害者救済委員会の算定による補償ではなく、アメリカでの民事訴訟を通じた補償や全容解明を求めていますが、会見に同席した4人の代理人弁護士は「会社側が行ってきた、『法を超えた救済』という姿勢に反するものだ」と批判。大島さんは会見で、「被害者に寄り添うとは何か、もう一度考えてほしい」などと訴えました。
この会見を受けて、「SMILE-UP.」はコメントを発表し、「弊社は被害にあわれた方々の間の公平を図るという観点からも、救済委員会の判断に従って補償を進める立場だ」としたうえで、「救済委員会による補償の枠組みに応じてもらえず、具体的な補償金額を示すことができないことから、やむをえず提訴した」と説明しています。
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