この冬は例年に比べて火災が増えている香川県です。県内各地の消防隊が、放水や人命救助の技術を競う大会が高松市で開かれました。

「建物火災が発生しております。危険ですので付近のみなさまは火災建物に近づかないようにしてください」
大会は、複雑・多様化する災害への対応などを目的に行われたものです。耐火住宅の2階から出火し、1人が逃げ遅れたとの想定で、香川県の9つの消防本部を代表する消防隊員が4人1組になり、5分30秒の持ち時間で日ごろ培った放水と救助の技術を競いました。
(高松市消防局 鯨崎誠次長)
「訓練を通して消火活動・救助活動をさらにレベルアップしてほしい」
訓練は安全性や迅速性などが審査され、高松市消防局が最優秀に選ばれました。