九州・山口の食材を全国や海外に売り込む展示商談会が、福岡市で開かれています。新型コロナの感染がやや落ち着く中、3年ぶりに通常通りの開催になりました。

◆久留米産ビーツの「おはぎ」

会場に漂う、とても良い香り。福岡国際センターで4日に始まったのは、「フードエキスポ九州」です。九州・山口の農林水産物や加工品を売り込む展示商談会で、あわせて206の企業や団体が、自慢の食材を持ち寄りました。


こちらのフラワーアレンジメントのようなものは…久留米産のビーツを使ったおはぎです。また、海外での販売向けに英語表記でパッケージされた福岡県産の有明のりも。

◆卵黄20%のジェラート

野上養鶏場 野平達郎部長「若い人に卵を買いに来てもらいたくて、お菓子を始めました」

こう話す、福岡県鞍手町の養鶏場が出品したのは…

RKB坂本くるみ「養鶏農家を営む方が作ったジェラートをいただきます。なめらか、そして卵のコクがすごい」


卵黄を全体の20パーセントと、ふんだんに使用した養鶏場ならではのジェラート。ピスタチオなどのフレーバーがあり、直売所や一部のスーパーなどで販売しています。


野上養鶏場 野平達郎部長「僕たちこだわって商品作っているので、そのこだわりを広めていただける販売先を見つけられたらと思う」