香川県宇多津町の工業団地に本州と四国を結ぶ新たな物流拠点が建設されることになり、企業と県などが協定を結びました。

高松市で創業し、運送業などを営むカトーレックの加藤社長と、池田知事、宇多津町の谷川町長が協定書にサインしました。

カトーレックは、番の州臨海工業団地の中の約2万5000平方メートルの敷地に倉庫や事務所などを約55億円かけて整備します。県は、物流企業の需要が高い立地をふまえ、浄化施設の一部としていた土地を追加で分譲していました。

(カトーレック加藤社長)
「番の州に土地を入手したということは、この場所を最大限に活用して四国の物流の生命線を維持していく」

カトーレックの新しい施設は来年9月操業開始予定で、新たに80人から90人の雇用を見込んでいます。