香川県の新年度当初予算案をまとめるため担当部局と知事が事業の予算額などについて検討する知事調整が始まりました。

最初の調整では、危機管理総局の担当者が、災害時用トイレの使用方法の普及啓発など、事業計画を説明しました。

県の新年度当初予算の各部局からの要求額は、一般会計で総額4963億円で、今年度より2%増えています。

池田豊人知事は、新年度予算に「未来投資枠」を設け、県の長期的な発展のための政策に力を入れる考えを示しています。

(池田豊人香川県知事)
「これから移住定住を促進するにしても、産業がないと定住ができませんので、産業がきちっと根づくようなそういう政策に特に力を入れて進めたい」

新年度当初予算の知事調整は今月30日まで行われます。